西洋アンティークショップ - mu・mu - 西洋アンティークショップ - mu・mu - Back Home
「2019フランス・オランダ・ベルギー編」
2019年12月28日(土)
翌日、梱包の日。朝4時起床。夕方5時に運送会社の人が荷物を取りに来る予定。それまでに何とか終わらせるぞ!!!!でも心配なのは箱の数。普段の買い付けだと、梱包最終日に箱の心配をするなんて、あるまじきこと。でも、今回は足りることを祈るのみです!

ご飯の時間を考慮すると実質12時間か。迷っている暇はない。10分で1箱仕上げていく気持ちでやらないと。がんばりまっす!

最初は順調進みます。でも途中大型のランプや木製ハンガーどっさりなどで、てこずりました。新聞紙で梱包するので、手が真っ黒になり、それを洗うのがいいリフレッシュに。ホテルが広くてほんとによかった。

夕方5時、終わったー!箱もぴったり!1個残らず使いました。あー段ボールをくれたR氏、W氏、みんなありがとう!と同時にドンドンとドアをノックする音が。集荷の人が取りに来たようです。いやーギリギリセーフ!

全部お渡しして、後は無事に届くのを祈るのみ!!

ほっと一息、冷蔵庫のビールを飲む。

この後は、ホテルのオーナーが昨日予約しておいてくれたレストランに出かけます。この時期しか食べられないホワイトアスパラガスが食べられる美味しいレストラン予約しといてね!とお願いしたのでした。

初めメニューにはアスパラガスなかったのでがっかりしてたのですが、店の人に聞くと、アスパラガス専用の別メニューを持ってきてくれました。

それで選んだのがこちら。サーモンとアスパラガス!



うわーい、ぶっとい!いっぱいあるーー!付け合わせの新じゃがもおいしく、春に来たかいがあった!!サーモンも合う!

この旅の最後の晩餐がすばらしく、忙しかった2週間が走馬灯のように頭をぐるぐる。決して酔っぱらっているわけではありません。

ホテルに帰り、明朝早い出発のため、ホテルオーナーC氏にお手紙を書く。C氏は毎朝早く出る私の為に冷蔵庫に朝食を用意してくれ、「きゅうりをもっと入れといて」だの「ヨーグルトはあのメーカーの物を」とか、うるさい私の要望にできる限り答えてくれてました。そのやりとりは置手紙。そして、毎日買付から帰ると、車の音を聞きつけては駐車場に出てきてくれて「今日はどーだったの、ムームー」と一声かけてくれていたのでした。その心遣いがとてもうれしく、その感謝の思いを最後の置手紙に。

翌朝、朝食部屋に行くと、そこにはすでにC氏のお手紙が。普段よりも少し長いのそのお手紙にはこうありました。「宿泊業をしていると、色々なゲストがやってくる。中には忘れられない人たちがいるけど、あなたは間違いなくその一人。気をつけて帰って。また会いましょうね」

朝から泣けるやんけー。私も昨日書いておいた手紙を置いて、出発。お世話になりました!

空港で車を返す時、ぶつけたとこを見せて、200ユーロで済むか確認。OKだよ、怪我無くて良かったね。と言われ、次来るときもこのレンタカー会社にしようっと思いました。

飛行場でクロワッサンとビールで朝ご飯。


エールフランスにてアムステルダム発、パリ経由で日本に無事に帰りましたとさ。これにて買い付け日記おしまい。次回はイギリス編をお送りします。皆様良いお年を!


2019年12月27日(金)その2
翌月曜日は、イースターマンデーで休日です。
この日小さな街で、街を挙げてのフリマが開かれるとのことで、行ってみました。前に1回行ったことがあったのですが、その時は確か朝5時に到着して駐車場探しにとても苦労した思い出が。そこで今回は3時半ごろ到着。さすがに駐車場あります!停め放題!ベストポジションをゲットして、歩き始めますが、まーまだほとんどの出展者もいません。暗いし寒いし。でも街は広い。どっかで誰かが準備できてないかな~。

いました!準備できてる人!早速拝見して、本日記念すべき第1個目がこちら!かわいいドットのティーセット。おー!


それからエッフェル塔のランプなどもゲット


いい調子!買っては車に置きに行き、を何往復もしていると、私の停めた場所もいっぱいになってきました。出展業者も増えていきます。中には「そこに停めるか」と思うようなところにも駐車する人がいて、さすがー自由だな。この大らかさが好きです。笑っちゃう。

この街の地図は手元になく(スマホ使えず)、歩いて路地という路地を回ります。でも、途中分からなくなって、同じ道を何度も往復したり、車に戻れなくなっておまわりさんに聞くなどのハプニングも。

で、歩いていると、20畳ぐらいのブースにブルーシートを敷き詰め、その上にお皿やコンポートなどを置いているところを発見。見るととてもリーズナブルなお値段で、とてもかわいいものばかり。よっしゃー!

ブルーシートの上を我が物顔で歩き回り(皆そうしてますが)、自分の好きなものを1カ所に集めて、ブースオーナーを呼びました。彼女は忙しく(買いたい人がたくさん)、しばらく待ってやっと来てくれました。「はい、こちら一式おいくらでしょう?」交渉成立して、お支払い後、新聞紙と袋の場所を聞いて、自分で梱包することに。

で、梱包してバッグに入れてその場所を去ろうとしたけど、もう一度ブルーシートをよく見ると、まだまだ素敵なものがたくさん。あれ待てよ、もっと買っとこう。

2回目は1回目の倍ぐらい買って、自分で梱包。さすがに持っていけないので、後から取りに来ることに。

で、去り際にもう一度チェックすると、またまた良いものが見えてきました。思うのですが、目って見えてるようで見えてないですよね。私だけ?
3回目はブースオーナーも「またあなた!」って感じでさらにおまけしてくださいました。

順調に買付は続きます。昼ご飯はホテルで作ってきたサンドイッチとコーヒーを車で食べて済ませ、ひたすら全部を見ようと歩きました。歩いても歩いても時間とともに出展者は増え、路地が現れ、終わらなーい。

すごいね、この街。前回はそういえば、途中でやめたんだった。

午後2時ごろ、多分全部見た。終わった!!ということで、カフェで休もうっと!思ったけど、どこも満席で、あきらめ。でも車に歩いて行く途中、小さなカフェに空きを見つけて座りました。あー疲れた。10時間超歩いた計算?万歩計で測りたかったな(スマホ動かず)。ビールで乾杯。


これにて買い付け終了!いやーやり切った!!!という充実感でもう一杯。


ぷはー!

2019年12月27日(金)
メリークリスマス!が終わった後でもmu・muではクリスマスセール開催中! 
30日までです!どうぞお見逃しなく!って、昨日とか、たくさんのお客様にご来店頂き、クリスマス前より忙しかった気がする。ありがたや~。

さて、買付日記。
日曜日イースターの日の午後は、この買付の前半にお会いしたディーラーR氏が出展しているという街の小さなフェアに出かけてみました。!

途中、「アンティークショップこちら」みたいな看板があり、寄り道してみると、大きなお屋敷を改装した巨大ショップが!


あらー、素敵!いくつもの部屋に分かれて展示してあり、雰囲気を楽しみました。

で、お目当てのR氏フェアに到着。小さな教会で開かれていたそのフェアは、規模も小さく、訪れたのも午後ということで、のーんびりした雰囲気。

でも、キャンドルスタンドを買ったり、珍しいホーロー製品を買ったり。R氏からは素敵なアイアンのランプも買いました。



R氏は頼んでおいたバナナ箱(梱包用)を10箱以上持ってきてくれてました。今回の旅では、いつもと違う場所にホテルを取ったこともあり、スーパーでのバナナ箱調達にものすごく苦労してました。R氏のバンに積まれたバナナ箱が宝物のように見えました。。

私も南仏で山のように調達しておいたフレッシュガーリックをお土産にお渡ししました。R氏は大のガーリック好きで、フランス産のものに目がないのです。
とても喜んでいただけました!
「本当にありがとうございました。お元気で!またご連絡しますね!」がっつり握手でお別れです。


2019年12月25日(水)
みなさま、メリークリスマス!朝一で、「この買付日記を楽しく読んでいます」とお声がけを頂き、元気百倍!ありがとうございます!

さて、買付日記。
翌日曜日はイースター!お気に入りのアンティークマーケットに出かける。朝5時に到着。ベルギーの朝は早い。到着早々に素敵なランプを発見。


アイアンの花ランプ。思い切って買う。

屋外を歩き始めるけど、まだ暗く、出店準備を始めた人がちらほら。そのうち日も昇ってきて、何だかいい感じ。幸せだわ。


かわいいカップ&ソーサーを買ったり、真ん丸なケーキクーラーを買ったりと順調です。


そんな中、ビスクドールやレースを売る店があり、小さめのかわいいアーモンド・マルセルを買ってしまった!ぎゃー。


それから、ルドゥーテバラフレームを買い、はかりを買い、ハンガーを買い、していると何やら行列が。行ってみるとお菓子を売るスタンドがあり、私も並んで買ってみました。


いくつか種類があったのですが、お店の人のおすすめはこちらのライスケーキ。中にお米を甘く煮たものが入っていて、優しいお味でした。もちろん、ホールではなく、カットして頂きましたよ、念のため。

これにて、午前中の買い付け終わり。


2019年12月21日(土)
土曜日、朝7時にオランダ北部のアンティークマーケットに行く。
まだ始まっておらず、行ったり来たりしているうちに、そろそろと準備が始まる。


ランプを買い、ホーローを買い、素敵なガラス製品ばかりを売る店からも大量に買う。


良い出会いがありました。満足満足。

さて次は!この買付の初日に会った友人の女性に紹介してもらったお店に。車で1時間ほどさらに北にドライブ。静かな村に着きました。そして住所の場所に行ってみると!


かやぶき屋根の素敵なおうち♪これは期待できるぞ~!
中に入って2度びっくり!


ぎゃー、かわいすぎ!お店のオーナーに自己紹介して、買っていきますよ~。レジわきにスペースを用意してもらい、気に入ったものをどんどん運びます。オーナーもドンドン計算して、どんどん包んでいきます。2時間ぐらいで買いも買ったり。オーナーとがっつり握手で、次来るときは連絡しますね、と言ってお別れしました。いや~すごかった。

で、今日はまだ終わりません。お次は友人W氏の出ている野外マーケットへ。教えられた駐車場に止め、10分ぐらい歩いて街中のマーケットへ。途中花マーケットもあり、さすが、花の都オランダ。


お目当てのアンティークマーケットでも大量に切手を買ったり、レースを買ったりで堪能しました。
で、マーケットが終わるのを待ち、W氏と一緒に駐車場へ。この買付の初日にW氏から買ったものや預けていたものを持ってきてもらっていたのです。駐車場で車から車へ移し替え、彼のやさしさ、あったかい心に感謝。元気でね、次来るときも連絡するからね~。ビッグハグにてお別れです。


2019年12月20日(金)
買付日記とは関係ないのですが、姪が「ボーナスが入った」と昨晩ご馳走してくれました!おばちゃん、感激!

ということで、買付日記です。
翌朝早く起きて、1日かけて南仏からオランダへ戻る。途中、高速のドライブインで休憩。朝はたくさん食べてきたけど、腹はすく。昨日屋台で買ったピザの残りを持ってきたので、それでも食べようと思っていると、なーんと、電子レンジが休憩所に備わっているではないですか!さーすが、フランス。気が利いてます。



ピザをあっため、ホテルで入れてきたコーヒーとともに頂きまっす。おいしー。十分な朝のおやつになりました。

それから、順調に飛ばし、ベルギーに入ったら工事連発で、ノロノロ運転が続きます。まあ、ベルギー高速はタダだから文句は言えず。で、とろとろ進んでいると、突然「ガキッ」と何かを引いた音が!あーやっちゃった。これは前回のアメリカでも体験したパンクの予感…。パンクのマークが出て、止まっちゃうんだろうなーと思っていると、前進は続く。あれ?おかしいな。ちょっと路肩に止まって車を点検。

すると、車右前部分が損傷したものの、タイヤ、ライトに影響なさそう。どうも工事を知らせる三角コーンが倒れていて、それに接触した模様。あら、大丈夫っぽい。車を借りるとき、事故したら200ユーロと聞いていたので、支払金額が確定されているだけでも心に余裕が。

ということで、近くの高速出口でおりて、遅いお昼休憩にしよう。先を急がないことに。適当に下りて、適当に走っていたけど、ない時には何も店がないのよねー。と1軒、「ブラッスリー」という看板が。見に行ってみると、閉まっていました。でも働いている人がいて、「今店開けるから、ちょっと待ってて」とのこと。今から店開けるって、大丈夫かな?鍵を開けてもらって中に入るとそこには大きな冷蔵庫のようなものが。そこは地ビールを作る工場に併設された作り立てのビールを売る売店でした。いやー食事ができるかと思ったのですが。仕方ないのでビールを2本買い(買うんかい!)どっかレストランない?と尋ねると、「来た道真っ直ぐ戻れ」とのこと。

で、来た道を戻って運転すれども、何もないのよね~。でも、住宅街で車庫に人の気配あり。「すみません、ムッシュー。レストランを探しているのですが、どこかご存じないですか?」「何料理がいいの?フライドポテト?ハンバーガー?」「いやいやベルギーらしい、ちゃんとしたレストラン希望です!」というと、「わかった。いい店知ってるから、車でついてきて。僕も今出かけるところ」やったー!ありがとうございます!!

ということで、5分ぐらい、くねくねと曲がり道をついていくと、素敵なレストランが。ムッシューの車がウィンカーを出し、止まったので、それに続いて止まる。ムッシューが車から降りて来てくれて、「あそこのレストランで食べなさい、じゃーねー、ボナペティート」と言って去っていった。あらーレストランに用事じゃなかったのね。何というご親切。ありがたやー。

早速中に入り、ランチの中からチコリのグラタンを選択。ベルギーっぽい♪
先ほど買ったメーカーのビールもあり、こちらも注文。




うまーい!!たくさんに見える量もぺろりと頂きました。あー幸せ。眠気覚ましにおいしいコーヒーもいただき、それからは無事にホテルに着きましたとさ。
半日以上の移動も終わり、これ以降は事故に厳重注意と自分に戒めました。


2019年12月11日(水)
翌日、アンティークフェアである。このために遠路はるばる来たのであって、出遅れは許されん!ということで、早めに行ってみましたが、ぎゃー駐車場が満杯になってる!!おもっきり出遅れとるやん。

何度も村の1本道を行ったり来たりで、路駐ではあるが、ベストポジション見っけ♪無料だし、会場にも近いしで、申し分なし!

今日は小さな村で行われるアンティークフェア。村中のいたるところで店が並ぶ。まずは麻のベッドシーツやレースを山盛り買いました。幸先良い買い物♪


続いて、ものすっごく素敵なテーブルランプを発見。でもやはり少しお高め。うーん、あきらめて過ぎ去ろうとしたけど、やっぱり素敵。やっぱり買う♪


カフェオレボールを買い、フリンジを買い、ハンガーをしこたま買って、順調順調。買っては車に置きに行って、また買って。

お昼はキッチンカーにかまどを備えたピザ屋さんのピザとパナシェを。クリームのソースが最高においしい!



お腹いっぱいで、またアンティークハンティング開始。
ピューターの皿やジャグなどを売る店あり。うーん素敵。聞けば、100年~200年前のものだとか。頑張ってたくさん買う。


それから、素敵なジュエリーケースを買ったりで、買付終了。



車はパンパンで、首尾よく、南フランス終了です!




2019年12月7日(土)
ホテルへの帰り道、素敵なお城を発見!車を降りて見に行ってみると、城跡を使った絹の博物館のようでした。



たまにはこういう観光もいいかなと思い、入り口まで行ってみましたが、「今日はもう閉館です」と受付の人に言われました。残念!


で、ホテルに戻り、オーナーのP氏に今日の楽しかったことをお話しして、いい観光場所を教えて頂いたことに感謝しました。ランチの店のことを写真を見せながらお話しすると、「そこは僕がこの辺では一番だと思っているレストランだよ!」とのこと。えーーそうなんですか?私ってば超ラッキー!道理で美味しいと思ったんですよ。

ところでP氏の本日のディナーは手作りのキッシュ。オーブンから出てきたのが、これまた、おいしそー♪


君も食べる?好きなだけ取っていいよ、なんて優しいことを言って下さるではないですか!あらま、ほんじゃ遠慮なく!自分で用意していたビールとサラダとともにいっただきまーす。


おーいしー♪なんだか頂き物がある前提?のマイディナー。いやいやそんなことはありませんから。

お腹もいっぱいになったことだし、寝る。バカンス終了。



2019年12月6日(金)
みなさま、12月でございます!mu・muでは恵比寿店、目黒店、ホームページでクリスマスセール開催中!全品20%オフとなっております。ぜひ、この機会をお見逃しなく!!!

ということで、買い付け日記の続き。
えーっと、どこまで書いたんでしたっけ?そうそう、南仏に来てレストランでたらふく食べたって話でしたね。

翌朝、目が覚めてキッチンに行ってみると、P氏が私の朝食の用意をしてくれていた。
パンやヨーグルト、チーズにオレンジジュース、コーヒーなど、もりだくさん。


そしてP氏はご出勤。いってらっしゃーい。私は朝食を頂き、食べきれなかったものを冷蔵庫にしまって、食べ終えたお皿を食洗器に入れる。まるでこの家に住んでいるようだ。

で、本日午前中は車の中の買い付け品(北フランスで買ったもの)の梱包。リビングを飛び回る犬に邪魔されながらも順調に終わらせ、お昼から観光!!バカーンスであります!P氏に周辺の訪れるべき村をいくつかピックアップしてもらっていたので、そこへ行ってみようと思います。いそいそ。

まず、一つ目の村。風光明媚であります。静かで歴史が感じられます。



お腹がすいたので、レストランを探しますが、ないよー。やっと見つけたよさそうなお店!



ランチぎりぎりの時間で、入るとウェイトレスさんが「あら、閉めようとしてたのにどうしよう」みたいな感じでした。ここを逃すとランチにありつけそうにない私は必死に「どうかお願い!!」みたいなゼスチャーでなんとか席を確保。ほっと一息、まずはビールを頼んでメニューをゆっくり拝見。
お通しについてきたパンとオリーブのマッシュみたいのがおいしい。


メインはホタテのリゾットに決定。その間、店に来た別のお客さんは、もう断られていましたので、私は超ラッキーでした!
で、出てきたのはこちら。


なんだかおっしゃれー!お味もとても優しくおいしく、ものすごくあたりなレストランでした。

村を出るときにお土産屋さんみたいな店がぽつんとあり、中に入ってみると地元産のはちみつやチーズ、オリーブオイルなどがありました。ラベンダーのバームを買って、ご満悦。一つ目の村の観光終了!


2個目は村というよりは街。割と観光客の方もいてお店もたくさん。


中心の広場にはメリーゴーランドもあって、雰囲気満点。



広場前のお菓子屋さんで店主のおすすめのお菓子を買って、広場のベンチでパクリ。





それから街歩きを。路地裏なんかもくまなく散策。





街はずれの小さなカフェで一息。


夕方になり、時間切れ。バカンス満喫してホテルに帰りました。


2019年11月28(木)
で、印刷された住所の通りまでは来られましたが、家々に番号が振られてない!普通ホーロー製か何かの番号が家のドアに張り付けられているではないですか。それがまったくないのです。その通りにはざっと10軒ほど家があり、「ホテル」などと看板を掲げるところもない。仕方がないので、最初の家のピンポンを押しました。すると、不審そうにマダムが出てきてくださり、ホテルの紙を見せて、ここを探しているのですがと伝えると、知らないわ、ずっと奥の方じゃない?私の家は×番よ。と教えてくださいました。

教えて頂いた番号からすると、どうも一番奥の家のどちらからしいと目ぼしをつけ、どっちのピンポンを押そうか迷っていると、後ろから声が。
「君ってもしかしたら、ホテル探してるの?」
振り向くと男性がにこやかに立っていました。「そーです」「いやーメールしたけど全然返事がないから来ないのかと思ったよ。僕も今帰ったところ。君も今来たところ?ちょうどよかったね」と家の鍵を開けてくれました。

どうやら彼は日中働いているらしく、夜7時までに来ても誰もいないよ、とのメールをくれていたとのことでしたが、何せ私のスマホ、フランスにいる今は何の役にも立っていませんから。

色々な時間ロスのおかげで?宿に午後7時にたどり着いた私は、これまたある意味ラッキー!ということで部屋を見せてもらうと…



けたたましく4,5匹の犬が飛び出してきました!びっくり。



どでかいリビングにキッチン!そして私の部屋はこちら。



あれーリッチな感じ。リビングとキッチンは共有で使うらしい。なるほど民宿なのね。ゲストは私一人だが。

民宿のオーナーはP氏。イギリス人とフランス人の両親を持ち、子供のころはイギリスで暮らしていたそう。ですので英語が通じます!一通りの説明を受けた後、付近のレストランを聞くと、「ちょっと口では説明しずらいんだよね~。近くだから、僕が車で案内するので、後ろからついてくれば?」とのこと。何という親切!普段なら住所だけうかがって自分で行くところだが、たぶん自分のナビがこの付近では役立たずなのは経験済み。お言葉に甘えて連れて行ってもらいました。

10分ぐらい運転して着いたレストランの駐車場で宿のオーナーとお別れして、いざレストランへ!3日前からにフランス入りして以来、レストランでは食事してないから、もー頼んじゃうからね!ということで迷わずコース料理を。

まずは前菜のフォアグラ!オーとれびあーん!

続いてイカのソテー。
おーいしーい!ボリュームも満点!

おなかは苦しいがデザートまで何とかたどり着く。フォンダンショコラ。

もう入りません!いや~幸せ。フランス縦断10時間の旅の甲斐ありました。
帰って寝る。

2019年11月27(水)
たっぷりと寝た翌朝、また8時に朝食会場に行き、昨日と同じ美味しい朝ご飯を頂きました。
身支度を整え、チェックアウト。ホテルのオーナーに片言のフランス語で目いっぱいの感謝を伝え、外に出ると、昨日の祭りはどこへやら。すっかり普通の町になっていました。


さて、本日はフランス縦断の旅。一気に800キロ南下し、南フランスに向かいます。約8時間の旅、途中何度か休憩を入れるので、多分10時間ぐらいかかるかも。朝9時にしゅっパーツ!

それはそうと、フランスに入って気になることがありまして。ヨーロッパ各国で使えるという触れ込みで買ったSIMカード、なぜかオランダを出ると使えないんだよね。電話もできないし、グーグルマップやラインなども使えず、ちょっとイライラ。もちろん車にはナビもありますが、不安を抱えながらしゅっパーツ!

高速を乗り継いで順調に飛ばすつもりが、なぜか下道に降りてしまい、ものすごい渋滞にはまってしまいました!300メートルぐらいの道を30分かけてもなかなか進まず、初めは素敵な街並みを鑑賞して喜んでいたのですが、あまりの進まなさにヘトヘトに。



ちょちょび進むうちに、遠景にエッフェル塔が見えてきました!えーーー!?どうもパリ郊外のどこかを走っている模様。このままでは埒があかん!とわき道にそれ、南らしき方向だけを頼りに運転していると、何だか覚えのあるようなパリを取り巻く大環状線みたいなものにたどり着きました。それに乗りながら、ひたすら「A6」(パリからリヨン方面に南下する高速)という表示はないかと探して、どうにかこうにかA6に乗りましたとさ。

まったくスマホが使えればもっと楽に抜けれたはずだが、まずは軌道に乗ったことに安堵。1時間ぐらいはロスしたでしょうが、ま、エッフェル塔も見られたことだし、良しとする。

途中何度かサービスエリアで休憩を取り、高速を降りたのが午後6時頃。ま、想定の範囲内として、本日のホテルに向かう。といってもネットで予約した初めてのところ。どうも小さな村の民宿みたいだけど。
とりあえず住所をナビにインプットするが、ナビが古いか、村が小さすぎるのか、「?」の表示になっている。ここでもスマホが使えないことを嘆きながら、一応村の名前だけインプットして、車を走らせました。

あたりも少しずつ暗くなってきて、人も歩いておらず、だんだん不安に。そこにぽつんと大きな家が!作業中の農夫らしき人が見えて、急いで車を停めて、ご挨拶。「ボンジュール、ムッシュー!」後はホテルの住所が印刷された紙を見せて探している素振りをボディーランゲージで伝える。すると、ムッシュー、大きな声で2人目のムッシューを呼んできてくれて、その人と紙を見ながら話し合っている様子。しばらくして2人目のムッシューが英語で説明してくれました。

「この道をしばらく行くと道しるべが出てきて、そこを左に曲がると、君が目指す村に入る。村に入ってしばらく行くと道が二手に分かれるが、君は左を行きなさい。二つの道はやがて合流するのだが、その合流地点を右折する道があるからそこを行くんだ。合流地点の目印として左に古い池みたいなものがあるから、そこを右だよ。
二手に分かれる道を右に行っても良いのだが、そうすると右折する場所が分かりにくくなる。だから君は左の道を行って、合流地点、池があるところを右折、分かったね!」

地獄で仏とはこのことではないだろうか。まさにここで、この人に聞くしかない!という人に出会った私は幸運でした。
「メルシー、メルシー、メルシーボーク!」お礼を言い、車を走らせると、果たして村の名前が書かれた道しるべが!左折して村に入っていくと道は二手に。教えられた左の道を行くと左手に古くは村の共同洗濯場のようなところが。これが「池っ」てことね、と思っていると道が合流し、右折する道も現れました。確かに右から来ても同じところに出られますが、その右折する道は気が付かないかも。ムッシュー達の的確なご指示に舌を巻き、改めて深く感謝。

2019年11月22日(木)
朝3時から買い始め、約5時間、だいぶ疲れてきました。そろそろ休憩、ということでホテルの食堂へGO。8時からの朝食に一番乗りです。





シンプルな朝食ですが、パン、バターのおいしさが際立っていて、サイコー♪


クロワッサンも、さすが本場!!
ゆっくりじっくり完食し、疲れも吹っ飛びました。
さあ、もう一息がんばんぞー!

カフェオレボールを買い、麻のベッドシーツを買い(重い!)、スタンプを買い、アルミ製品を買い…、素敵なオーナメントも買いました!




路地という路地を回り、やった、町中制覇しました!!時刻は午後4時。
朝、休憩してから8時間ぶっ通し。全部で13時間、よく歩き続けました。あーちかれたびー。出展者の皆さんもそろそろお片付けモード。いや~我ながらよく頑張りました!

ランチも食べずに頑張ったので、少し奮発して良さげなレストランでゆったりディナー♪と思ったら、日曜の夜はどこもやってない!ひー。
街をレストランを求めて歩き回り、結局中心部の開いてる店でビールとクレープで済ませることに。トホホ。



痩せるかな?


2019年11月14日(木)
3時間半ドライブで、やっほーフランスです!今日は大都市のど真ん中のホテルに宿泊。というのも明日はこの町中で大きなアンティークフェア&フリマが開かれるからです。
部屋はこんな感じ。エレベータなしの4階相当まで登ってきました。

ホテルのオーナーはとても親切です(フランス語しか話せませんので、身振り手振りでコミュニケーション)。近くのスーパーを教えてもらい、ビールと懐中電灯を調達。
持参していたカップ焼きそばとビールで夕食。寝る。

翌朝3時。ホテルを出て、買い付け開始!おーホテル前にも店がいっぱい!暗いので、昨日調達した懐中電灯で照らしながら品定め。



ホテルの目の前のブースでおじいさんとおばあさんが色々と出し始めていました。よく見ると、コーヒーミルやら、ホーローキャニスターやらグラスやら…。いーではありませんか!

キーホルダーも箱ごと買いました。

たくさん買って、後から取りに来ることに。といってもホテルの真ん前。忘れることはありません。

フランス買付しょっぱなから大当たり!気を良くして、元気に暗闇の中を歩きだします。一応地図を手にはしていて、1日かけて路地という路地をすべて回るという計画。でも、買ったものが手いっぱいになっては、ホテルに置きに戻って、ということを繰り返すので、なかなか進めません。

2019年11月9日(土)
翌朝、約束の時間へ食堂へ行くと、宿のオーナーC氏がエプロンをつけて、ニッコリと迎えてくれた。「ほーら、どれがいい?」って、バスケットいっぱいに入ったパンを差し出されたけど、食べきれん量!
ウサギのチョコチップはお昼用にテイクアウトさせて頂くとして、ノーマルパンをチョイス。ハムやチーズとともに頂きまっす。



C氏に自分がアンティークディーラーで日本から買い付けに来たこと、今日から北フランスへ行き、その後南フランスを回って帰ってくることなどなどお話したら、ものすごく驚かれてしまいました。日本から?一人で?アンティーク?彼の頭は????なようで「なーに言っちゃんてんの?」風でしたが、言葉の端々に何だか優しさを感じました。

一旦宿をチェックアウトして、近くの友人アンティークディーラーR氏を訪ねます。

やあやあ、久しぶり!近況を報告しあって、早速店内に。




お皿や紙袋、探していたシャンデリアのようなテーブルランプも見つけ、大満足です。

店の横にあるお宅でお茶を頂き、旅の後半で開かれる小さなアンティークフェアの案内も頂きました。お願いしておいた梱包用の古新聞紙や段ボール箱なども大量に頂き、さよならです。

車が一杯になったため、一度先ほどチェックアウトした宿に戻り、荷物を降ろして、いよいよフランスに向けて出発です!


2019年11月7日(木)
アンティークフェアの買い付けを終え、本日宿泊の南オランダのホテルに移動。
今日は1泊しかしないけど、明日からフランスに買付に行って、それから帰ったら6連泊ぐらいするホテル。いいところだといいな、と期待に胸膨らませながら行きました。

宿の主人は40代ぐらいの男性C氏で、静かな村の離れにぽつんと立っている民宿というイメージです。でも扉を開けると、そこは広々としたベッドとシャワー室、2階にリビングがあり、食堂へと続いていました。ひー、ゴージャス!







おまけにイースター直前とあって、かわいらしい飾りつけも!

いや~気に入った!どころではない!

早速、最新式のシャワーヘッドで身を清め、日本から持参した焼きそばUFOとビールでディナー、のびのびと寝る。


2019年10月30日(水)
次の日はオランダ一大きいといわれるアンティークフェア。張り切って朝暗いうちから出かける。

会場のイベントホールは大きすぎて、目的のホールまでたどり着くのが大変だった。会場周辺を車でうろうろするも、一方通行やら自転車専用道路やら。やっとたどり着いて、車の列に並んだら、出展者専用入り口だったりで、開場時間に遅刻してしまいました。

ま、5年ぶりゆえ、このようなことは想定の範囲内だもんね~(だろうと思って早めにはホテルを出たんだけどね)。大都市はこれだからあまり得意ではない。

気を取り直して、いざいざ買い付け開始!出展業者の開店準備の脇を通りながら、何かないかな~と探していると、ありました、もみの木のオブジェ。かわいい!クリスマスのぴったり!ということで買いました。

その他にもレースやテープ、ボタンやお皿、おもちゃのミシンやはかりまで。

いや~たくさん買えました。W氏にはいろいろ声をかけてもらったり、お菓子をもらったりで、ありがたいことです。

5年前に比べると、出展者の数も多くなく、全体としてさみしい雰囲気がありましたが、そうはいってもオランダ一のアンティークフェア、見ごたえがありました。

2019年10月23日(水)
初日午後は、長年の友人W氏と待ち合わせで、彼が借りている倉庫に来るようにということだった。行ってみるとそこは巨大倉庫。車専用のエレベータがあり、それに乗って倉庫3階のW氏が借りているブースへと移動。ブースといっても1、2畳ぐらいのスペースではなく、10坪ぐらい?天井高も5メートルくらいありそう。彼は次の日から開かれるアンティークフェアのための準備をしていたのでした。

やあやあ、久しぶり(といっても半年ぶりくらい)と挨拶をかわし、近況を報告。前もって頼んでおいたいろいろな品物を買って、それを入れるスペースが車に…ない!午前の買い物で車が一杯になっていたのです。

そこで厚かましいお願い。旅の後半にもW氏に会うことになっていたので、その時まで今日買ったもの(午前中分含めて)を預かっておいてもらうことに。ラッキー!

W氏とは明日のアンティークフェアでまたお会いします。
全く身軽になった車で今日のホテルへ移動。

GPS頼りで運転していると、突然フェリーに乗れ!とのことで、乗りました。川を渡る手段としてオランダでは普通です。乗ること2分ぐらい?渡し賃2ユーロなり。



本日のホテルも簡素で清潔。あー落ち着く。



広い食堂にはセルフサービスの飲み物があり、全部無料かと思って飲むところだった。説明を読むと、飲んだら料金は置いて行ってねという良心市的システム。危ない危ない。


2019年10月11日(金)
さて、買付初日、向かいまするは知り合いのアンティークディーラーのお宅であります。今回「行くからね」と連絡すると、「え、まだやってたの!」と驚かれる始末。5年も連絡を取らずにいたことを反省。

出迎えてくれた彼女は相変わらず美しく、そして相変わらずとても親切でした。「今どういうものが欲しいかわからないけれど、勝手に見てね」とのことで、空けてくれた店の一角に、欲しいものをどんどん運んでいきます。





値段交渉の済んだものを自分自身で新聞紙でくるみ、用意してもらっていたバナナ箱へ入れていきます。途中で買ったものを入れる箱がなくなり、「ちょっと、スーパーに行ってくるから」と私一人を残し、彼女は行ってしまいました。

割れ物をたくさん買ったので、「箱がなかったら、どうしようかな」と思案に暮れていると、大量のバナナ箱を積んだ彼女の車が戻ってきました。
スーパーに着いたとたんに空のバナナ箱を運んでいる店員さんに会って、分けてもらったとの事!なんてツイテルんでしょう!!これで心置きなくまだ買える。

店の隅から隅まで見て、買い付け終了!車満杯ぐらい買えました!

本当によくしてもらって、お礼を言おうと思ったら、「もしよかったら、知り合いのディーラーを紹介しようか?多分その人のところでも一杯買えると思うよ」とのこと。どんだけ親切なのよ~。別の日に予約してもらい、住所を教えてもらってお別れしました。
「また来るね!元気でね!!」

初日のしょっぱなから心ほっこり。



2019年10月6日(日)
どっこらっしょっと!重い腰を上げて再び買付日記をしたためてみようと思います。前回の日記が2018年年始ということは、1年以上もさぼっていた計算に…いや~光陰矢のごとし!

さて、今回参りましたのは、5年ぶりとなりますフランス、オランダ、ベルギー買付です。イギリスやアメリカなどはちょこちょこと出かけておりましたが、ヨーロッパ大陸は久しぶりであります。

2019年春、アリタリア航空にて東京からミラノ経由、KLM航空に乗り継いでアムステルダムに到着。

アリタリアの機内食はイタリアらしい内容でした。

早速レンタカーを借りて、予約しておいた空港近くのホテルへ。到着が夜11時近くだったので、ちょっとヘトヘト。

バー併設のそのホテルは、運河沿いの静かな場所にありました。オランダらしい簡素で清潔なホテル。気に入った!


シャワーを浴びてさっさと寝るべ。

翌朝は快晴で、とーっも気分爽快。

朝食は勝手にキッチンに行って、勝手に食べるシステム。



お腹いっぱい食べ、周辺を散策。買付初日の始まりです!








「2011チェコ・
ドイツ編」
はこちらから



「2012オランダ・
ベルギー編」
はこちらから




「2012イギリス編」
はこちらから




「2012USAポートランド編」
はこちらから




「2012USA東海岸編」
はこちらから




「2012フランス・オランダ・ベルギー編」
はこちらから




「2013イギリス編」
はこちらから




「2013フランス・オランダ・ベルギー編」
はこちらから




「2014フランス・オランダ・ベルギー編」
はこちらから




「2014USA編」
はこちらから




「2015イギリス編」
はこちらから




「2015チェコ・
ドイツ編」
はこちらから




「2015USA編」
はこちらから




「2016イギリス編」
はこちらから




「2016イギリス編Ⅱ」
はこちらから




「2017イギリス編」
はこちらから




「2017USA編」
はこちらから



*mu・muへのアクセス

★ キーワード検索 ★
*キッチン用品
*ガラス製品
*陶器
*アクセサリー
*レース・キルト・衣類
*裁縫道具
*テーブルウェア
*カゴ・バッグ・人形・キャラクタ
*シェード
*ブリック・ア・ブラック

ショッピング
*ご注文方法

ご購入方法など
*mu・muについて
*卸売について
*お問い合わせ


Link

★ショップのご案内★
mu・mu (ムームー)

営業時間
西店10:00~20:00
(無休)

東京都公安委員会 第304410105752号 認可古物商
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-21-5-1F
株式会社mu・mu  代表取締役 山本むつみ TEL 03-6809-0686 FAX 03-6809-0767
backHOME
Copyright(C)Mutsumi Yamamoto